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ウエブマスター気まぐれ日記
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2004年1月23日 「電車の中のほのぼの」
今朝電車で新宿へ向かう途中、子どもがお母さんに連れられて乗っていた。
そこは先頭車両の運転席のすぐそばで、子どもはそのガラス窓越しに前方の景色を見たかったようであった。
しかしその小さなこどもの身長では、ガラス窓に頭のてっぺんも届かない。
時間が経てば経つほど子どもは我慢が出来なくなり、とうとう、横にいた母親に外を見たいとねだり始めた。
しかしその母親には、混んでいる電車の中でその子を持ち上げてまで外を見せる決断が出来ないでいた。
その時、そのガラス窓際に立っていた年配の女性が「抱っこして見せてあげようか?」と子どもに優しい口調で問いかけた。
母親は申し訳なさそうであったが、その女性の好意に甘えた。子どもは満足そうに前方の景色を眺めていた。
この年配の女性は、昔の自分の子どもの小さい頃を、この子どもを抱っこしながら懐かしく思い出していたようである。
寒い冬の満員電車の中、この女性の心温まる優しさに一言ありがとうを言いたい。(黒地に白うずまきの帽子がその子ども)
2003年11月30日 「うたごえサロン」
写真は一見何かの講習会かセミナーのようであろう。
実は正面のスクリーンに写っているのは「歌詞」であり、皆さんはこのスクリーンを見ながら歌を歌っているところである。
これは「おしゃべりサロン相互塾」が後援する「うたごえサロン」であり、今日「たづくり」の研修室で行われた。
担当の森下氏によると、うたごえサロンは今年の2月より、「童謡からシャンソンまでをアコーディオンと
ピアノ伴奏で明るく歌いましょう」をテーマに、毎月国領の音楽スタジオで行われて来た。
多い時は70名近く参加者が集まる人気ぶりで、今月からはたづくり研修室に場所を移したとのこと。
サロンという名前から喫茶風の雰囲気を想像して参加したが、「研修室」そのままであったのは少し意外であった。
参加者は年配の方が殆どであるが、楽しく充実した一時を過ごされているように感じられた。
今では数少なくなった貴重な「うたごえ喫茶」。そんな雰囲気を持つこのサロンを陰から応援したい。
2003年10月13日 「音花火」
ドーン、ドーン、ドーンと3発、早朝の空に鳴り響くこの花火の音で今朝目が覚めた。
時計を見るとまだ7時半、しかも休日の朝である。
気を取り直してもう一度眠ろうとすると、また、ドーン、ドーン、ドーンと3発。
そしてまた、ドーン、ドーン、ドーンと3発。もうとても眠れず目が完全に覚めてしまった。
恐らくどこかの何かのイベントの合図であろう。必ず毎年この時期になるとこの「音花火」が
休日の早朝に打ち上げられる。一昨年(2001年)は10月14日、一昨々年(2000年)は11月12日に打ち上げられ、
朝7時半から4〜5回連続した花火音が30分おきに5回も鳴り続いたこともある、
しかしどこの誰が何のために打ち上げたかは未だに不明である。
秋になるとイベントが多く、主催者がそのイベントを音で告知しているのであろうが、
それは本当に必要なことであろうか。主催者側としての配慮も大いに必要だと思う。
目が覚めて空を見上げると、雲から顔を出した朝日が燦燦と輝き朝を告げていた(写真)。
2003年9月9日 「火星が月と大接近」
ここのところ火星がホットな話題となっている。火星が地球に大接近して、その距離は5570万Kmになるという。
5570万Kmといってもピンとこないが、例えば新幹線のぞみで行くとすると
25年もかかるという気が遠くなるほどの距離である。しかしこれだけ接近するのは、過去には
紀元前5万7617年(59619年前)までさかのぼり、未来では2287年(284年後)まで待つことになるとのこと。
さて、今日はその火星が月と大接近した。午後7時頃空を見上げてみるとと、明るく光る月のすぐ左下に
小さな火星が見つかった!そして、感激のあまり思わずカメラのシャッターを切った。
とてつもなく遠く偉大なこの世界はいったいどのようになっていているのであろう。
何が起きているのであろう。今晩はそんなことを考えながら、網戸を通して月と火星の
ランデブーを眺めながら寝ることにしよう。
2003年9月1日 「防災の日」
今年は本格的な暑さが来ないまま、もう夏も終わろうとしている。
朝晩の涼しく心地よい風が秋の気配を感じさせる。
今日9月1日は防災の日である。防災の日は、関東大震災を契機に防災意識を高めるため
昭和35年に制定されたものであるが、今年はその関東大震災から丁度80年に当たる。
大正12年(1923)9月1日11:58に起きた関東大震災では死者行方不明数は14万2千人にも上ったそうである。
市内の学校では始業式の後、一斉に防災訓練が行われた。
関東大震災から80年も経つと、このような悲惨な出来事に対する防災意識も薄れてくる。
しかし災害はいつ起きるかわからない。今日を、いざという時の心がまえを再認識する良い機会にしたい。
2003年8月4日 「夏到来!」
昨年は7月に、同じ「夏到来!」というタイトルで日記を書いた。
今年の7月は電力不足の不安も全く感じさせない涼しい日々が続いたが、
8月に入って間もなく、夏の青空が広がり始め暑さも厳しくなった。
それと同時に、ヒマワリの花は満開となり、セミが鳴き始め、
プールや川には人の波が押し寄せた。
長い梅雨で農作物への影響が出たり、
クーラーや冷蔵庫など家電製品、ビールなどの需要も
伸び悩んでいたようであるが、これからぜひ取り戻して欲しい。
筆者もこれから暫くは毎日ビールを飲み消費に貢献しようと思う。
それが夏の一番の楽しみだから。
2003年7月7日 「コウモリ」
今日は七夕。笹飾りの写真を載せて織姫と彦星の話をしてもいいが、
これはあまりに有名なので、あえて別の話題として、田んぼの上を飛び回る哺乳動物に注目してみた。
この時期、日没時に田んぼの上空をたくさんの黒い虫?か鳥?のような生物が旋回して飛び回っているのを見たことはないだろうか。
実はあれはコウモリである。コウモリがこんな身近に?と驚くかもしれないが、
アブラコウモリ(イエコウモリ)という種類は、家屋だけをすみかとしているので、
都市部の住宅密集地でも数多く生息し、夕方に注意さえすれば、誰でも簡単にその姿を見ることができるという。⇒
(自然環境教育センターホームページより)。
七夕の夜、夕涼みを兼ねて七夕の星空を眺めながら、空を飛ぶ生物にも注目してみてはどうであろうか。
もしかすると、思わぬ珍しいものに出会えるかも知れない。
2003年6月8日 「田んぼクラブ」
調布市自然観察農園が指導する「田んぼクラブ」に出席した。かつて調布市には至るところに
田んぼや畑、雑木林があり、その時代の子どもたちは自然の中で様々な体験をして育った。
現代の子ども達にも、お米作りという稲作体験を通して自然を体験をしてもらうことがこのクラブの趣旨である。
午前中には説明会があり、午後は早速田んぼへ行って実際に作業を行った。今日の作業は「くろつけ」
というものである。この作業は、既に水を張ってある田んぼの畔(あぜ)に土(泥)をはりつけ、
水が畔の土にしみこんだり、もぐらの穴などに流れ込むことを防止するために行うという。
田んぼの準備段階にこんな作業があるとは知らなかった。水を含んだ田んぼの土はドロドロである。
その泥を手ですくって畔にはりつけるという単純ではあるが、時間を忘れて夢中になれる作業であった。
周りの大人も子ども達も泥だらけになって熱中していた。貴重な体験をしたと思う。
これから田植え、夏の草取り、秋の稲刈りと、先が楽しみだ。
2003年5月8日 「全駅禁煙始まる」
5月1日から「健康増進法」が施行され、京王線を含む関東の大手私鉄8社は受動喫煙防止策として、
730全駅で終日全面禁煙に踏み切った。
タバコを吸わない者に取っては大歓迎であろう。しかしこの防止策には疑問も残る。
例えば、新宿まで出てJR線のホームに行くと今まで通りに喫煙場所があり、灰皿も置いてある。
JR側は分煙を行っているので問題ないと言っている。私鉄とどこがちがうのであろうか?
そこでこの法令の内容を確認してみた。「施設を管理するものは受動喫煙(室内又は
これに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために
必要な措置を講ずるように努めなければならない。」と記載してあった。
なるほど・・屋外の駅のホームであれば受動喫煙の対象にはならないことになる。
私はタバコは吸わないし喫煙を推奨している訳でもない。
しかし愛煙家にとっては、駅のホームでの喫煙はほんの安らぎの一時であったかも知れない。
それを、分煙のための対策を考えず「全面禁煙」という一方的な措置で愛煙家を
追いやってしまう大手私鉄の手法は少々安易に感じる。
2003年3月24日 「踏切すいすい事業」
「踏切すいすい事業」という言葉を最近初めて知った。東京都が行っている
「都市機能を著しく阻害している踏切渋滞を短期間に緩和・解消しようという事業」だそうである。
調布市内を走る鶴川街道と、京王線の踏み切り渋滞は有名である。
その鶴川街道を高架橋にする工事が最近行われているが、この高架橋が「踏切すいすい事業」第一号となるそうである。
しかしそれに費やす東京都の事業費支出は約13億円にも上る。
しかも10年後には京王線が地下化され、その時点で不要になり撤去されてしまう運命にあるいわば「仮設橋」である。
その仮設橋に、何故今ごろ巨費を投じて建設が行われるのか、多少の疑問は否めない。
しかし渋滞緩和に貢献することは間違いない。完成予定は今月末。間もなくである。
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