少人数学級の実現も最初の市長の公約でした(二期目の公約からは消えていますが)。その30人学級もいまだ実現されていません。実施された「少人数指導」は「少人数学級」とは似て非なるものです。20の小学校に1年契約の専門嘱託員の身分の教員を1名配置し、基礎教科(算数)の学習の時だけ、2クラスのところを、3クラスに分け、少人数で指導するというわけです。現場の先生たちからは、どういう基準でクラスをわけるのか、かえって子どもたちは落ち着かなくなるという声も出ています。