学校選択制
教育委員会は19年度4月からの中学校学校選択制を実施しています。
18年7月、実施に向けて検討委員会が作られました。教育委員会主催のシンポジウムでは、市民から、「もっと慎重にやるべき、地域が壊れる」などたくさんの疑問が出されました。品川区、荒川区,日野市など既に選択制を実施している区や市で、かえって学校間格差が広がり、さまざまな問題が起きていることを掴んでいるにもかかわらず、ここでも「始めに選択制ありき」の強引なやり方で進めていったのです。検討委員会は、実施にあたって市民の意見も尊重したという体裁をとるためのものであったとも思われるやり方でした。
長友市長は「安全、安心の街づくりを最優先課題にする」と言っています。選択性になれば遠い学校に通うことになるわけで、今でも通学途中の事故や犯罪が頻発するなかで、子どもたちの安全をどう保障するのでしょうか。
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